当店の考える自然派ワインの定義とは

「健全な葡萄を育てるために、天と地と人を最大限に尊重した栽培、醸造を実行したワイン」つまり1960年代より以前のおじいさんの時代の人々が作っていたワインです。この頃は、除草剤も肥料もなく葡萄の発酵に働く酵母も自然に畑に存在していました。秋に収穫した葡萄をつぶして甕に入れて保管しておいたら、春にワインになっていた!状態です。

SO2(酸化防止剤)について

健全な葡萄(痛んだ実を使用しないためには、徹底した畑仕事が必要です。丁寧に粒でより分ける生産者もいます)であれば醸造中はほぼ必要ありません。しかし、瓶詰め後の品質の安定と長期の輸送、保管に耐え得るため瓶詰め時に少量使用します。実はS(硫黄)は酸化を緩やかにする働きがあり、オーストラリアでは良いものと考えられています。また石油由来のもの(安価)と、鉱物由来のもの(高価)があり、きちんとした生産者は鉱物由来のものを使います。

問題は、その使用する量の大小です。日本の規定では350mg/L、欧州-150mg/L(有機ワイン100mg/L、ビオディナミワイン70mg/L)、当店自然派と表示のものは10~50mg/L。もともと葡萄に含まれており発酵過程で自然に生成されるため、ラベル表示で0(ゼロ)になる事は少ないです。SO2不使用そのものが目的ではありません。使わない=良いワインでは必ずしもないのです。(国内製造の酸化防止剤無添加ワインは、加温することで酵母を死滅させます。そのためアルコール発酵を途中で止めることになり、甘口の味わいになります。使われている葡萄はどうか?外国から濃縮ジュースで運ばれたものが多いです。)

公式協会によるオーガニック認定、ビオロジック認定について

公式認定があっても必ずしも美味しいと限りません。(嗜好品なので、断言はできませんが。)

一番重要なことは、美味しいワインを造ろうと思ってオーガニックやビオロジックをしているのかどうか?販売の宣伝のために認定を取得している造り手が多い。しかも認定を得るのにはお金がかかるので、小さい生産者たちには無理なのです。実は2012年制定のEUワイン法では、畑が無農薬であれば加工助剤51種類のうち36種類を使っても「有機ワイン」を名乗ることができます。そのため、ビオワイン認定マークがなくても、輸入元様の正しい情報、自分で見てきた事実があれば当店では自然派と表示しています。

また、樽熟成で新樽を使用しても、土壌に根ざした風味がワインにある限り立派な自然派と考えます。ご不明な点は、何なりとお尋ねくださいませ!

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